造形技術の紹介
素材
低発泡塩ビ板 発泡スチロールよりも硬く,木材よりも加工しやすい。ある程度しなやかで曲げにも強い板材です。
(フォーレックス) 比重0.7くらいで水に浮くくらいの軽さです。
うちではほとんどの造形物をこれで作っています。
カッターでさくさく切れて,どんな大きなものでも簡単に加工できます。
切断面は発泡スチロールよりもきめが細かく,ラッカーパテで表面処理してあげれば,きれいに磨けます。
薄いものは,耳の芯やヨロイ等に使用,厚めのものは刀剣類に使用。
欠点 塗装がしにくい,傷つきやすい。(FRP等に比べて)
シリコン 型どりして量産する場合などに使う。経験が結構必要。
型抜きした製品はよく中性洗剤などで洗わないと塗装がしづらい。
造形村シリコンと東芝シリコンを愛用。
キャスト シリコンで型どりした中に2液混ぜて流し込むとプラスチック状に固まる。
ガレージキットのフィギアなどがこれ。小型の造形などはこれで作る事が多い。
ブリジットのヨーヨーをこれで作ったら重すぎて回すと指が痛かった。
エポキシパテ 粘土状の二種を混ぜ合わせて使うパテ。
材料に合わせて,金属用,プラスチック用,木材用などがあり,自由に形が作れたり,強度を持たせた
接合などに使える。ちょっとした造形物なら粘土のように作れる。後からヤスリがけや
カッターで削る事も可能。
発泡塩ビとの相性はよい。
ラッカーパテ 表面処理用のパテ,いわゆるプラパテ。(タミヤパテとも言う)シンナーなどで溶かしてj表面処理に使う事
もある
ポリパテ 主剤と硬化剤を混ぜて使う。固まると石膏のような質感?
FRPとの相性はよいが,塩ビとの相性は最悪。
サフェーサー 表面の仕上げようの溶きパテ。 スプレーをよく使う。塗装前の下塗りなどにも使う。
プライマー 塗装の食い付きをよくするための下塗り剤。
塩ビはこれかサフェーサーをやらないと塗装がはがれやすい。
FRP ガラスクロスに樹脂をしみこませた強化樹脂,ヘルメットなどに使用。
非常に頑丈になります。製作には時間と色々なリスクがあるけど,なめらかな曲線のものや。
強度の必要なものが作れる。
ガラス繊維の布を切ったり削ったりするので,腕などが痛かゆくなる。
ジオンヘル ザクの頭部など。
ウレタン いわゆるスポンジのようなクッション材。
ヘルメットの中や,ヨロイの内側などに使用。
ポリA ロボット着ぐるみ系には定番の素材。
(ライオンボード等) ヨロイなどにも使われる。柔らかく加熱するとある程度形も付けられる。
表面に合皮など貼って使用する。うちはあまり得意ではありません。
厚めのものは刀剣類にも使える。ブリジットの手錠にも使用。
錨 二つの部品を裏表から合わせてたたいて固定する。
鎧の固定など
ホック 付けはずしをする部分などに使う。
ストロングホック(オカダヤ)が強力で使いやすい。
カーンバックル 鞄などに使われるプラスチックの脱着部品
簡単に付けはずしができて便利。
工具
カッターナイフ 普通のカッターナイフだけど,黒刃などの切れ味の良いものがおすすめ。
穴あけパンチ 鋲を打つための穴を開けたりする道具
大きいものでポリAに穴を開ける事も。
豆かんな 小さめのカンナ。カッターよりも平らに削りたい場合に便利。
教訓
資料は何回も見る。見ながら作らないと形が違ってくる。
だめかな?と思ったときはたいていがダメ。早めに修正するか,やり直す勇気を!!
カッターの刃は自分に向けて切ってはいけない。怪我をする。
材料は必要なな料より多めに買う。途中で足りなくなるとよけいな手間が増えるばかりか,良いものができなくなる。
道具は高くても良いものをそろえた方がいい。ながく使うと物足りなくなってくる。
時間は思っているよりもかかる。締め切りは余裕を持って設定する。
本番で作る前にハギレなどで何度も試す。特に塗装や接着剤などは素材との相性があるから前もって色々試す。
溶剤などはこぼす!!床が汚れないような対策を!
安定の悪いところにものを置かない。 特に机の端に置くのは危険。
発砲塩ビ板工作